Go Spartans Go!!

先日ブログで書いたけれど、僕のアメリカでの母校はミシガン州立大学（the Michigan State University)だ。

実はバスケットボールが凄く強い大学で、全米大学選手権のNCAAトーナメントを1979年と2000年と2回制している。ちなみに79年のときの優勝メンバーにErvin "Magic" Johnsonがいた。
ヘッドコーチのTom Izzoはデューク大学(Duke University)の"Coach K"Mike Krzyzewskiと並び、アメリカの大学バスケット界では知らない人はいない名指導者だ。私立大学と比べて資金的に劣る州立大学で優秀な人材がよそを蹴ってMichigan Stateに来るのは、ひとえにIzzoの元でプレーしたいから。NBAからもHC就任のお誘いが来たことがあるが断った。年俸は軽く100万ドルを超える。（でも前述の"Coach K"はその数倍らしいが）

WBCがアメリカで盛り上がらないという報道があったけど、その理由の一つとして挙げられるのは、毎年3-4月に行われるこのNCAAトーナメントが原因だと言っていい。
わかりやすく言うと、大学バスケ版甲子園。メディアの扱いも半端でなく、大手TV局のCBSが連日ライブで試合を中継し、新聞から雑誌まですべての媒体がNCAA一色だ。大学の場合面白いのが、高校と比べて学校規模の差が思い切り出るので、DukeやNorth Carolinaのような毎年優勝が狙える強豪校もあれば、地方の小さな大学が出場権を得て、これらの大学をバッタバッタなぎ倒す時もある。

現役の大学/院生も、僕のようなOB/OGも大学周辺の住民もこの時期は応援するので、毎年3月は熱狂の季節だ。俗に"March Madness"と言われる。

長い前置きだったけれど、母校のMichigan Stateが今年のNCAAでベスト4に残っている。
Official NCAA bracket for March Madness | NCAA.com

準決勝はConnecticutが相手。今年の準決勝以降は地元ミシガン・デトロイトのFord Field（NFLのLionsのホームスタジアム）が舞台だから、圧倒的なホームアドバンテージを手に入れられる。

ミシガンではこのところいいニュースが全くないから、ここで母校に勝ってほしいのだけれど。

日本ではJsportsでNCAAトーナメントが見られます。