京橋 福徳茶屋

知人に教えてもらったので足を運ぶ。


http://www.fukutokujuku.jp/chaya.html


江戸文化の発信基地ということで、定期的に江戸東京博物館とタイアップしてイベントしていたり、元々建物を所有している三井不動産を含め、だいぶ金が掛かっている。


店内も統一感のあるレイアウトと、着物姿の女将らしき女性を筆頭に、店員のサービングや振る舞いのが行き届いている。ビックリしたのが、女性のレベルが凄く高い。どう考えても、バイトの求人広告を出して採用したようなかき集めた感じではなく、明らかに意図があってどこかから連れてきたんだろう。正直、俺が接客を受けていい類の店のクオリティではない。まさしくエグゼクティヴやセレブなんかが行くべきだ。


福徳茶屋のおしながき


でも、出てくる品目がなんというか庶民の中級的な居酒屋の食べ物で。
そこが惜しい。麗しい着物姿の女性に串かつややじゃがチーズを持ってこられても申し訳ない。そしてロケーションと店内のレベルを考えると、思っているよりもはるかに安かった。


確かにこのあたりは、平日と週末で客層ががらりと変わるんだろうし、今の景気や消費性向とか、いろいろと試行錯誤した末の『着物女性が串かつやじゃがチーズ』なんだろうけれど、なんだかもったいないなぁと思ったよ。