7/1 Raphael Saadiq@Blue Note Tokyo

というわけで行ってまいりました。
Raphael Saadiqの東京公演の最終ステージ。


平日の21:30スタートなので仕事帰りのリーマン&OLが多いかと思いきやそんなことはなく、見た目は通常の勤め人ではなさそうな方々や若い頃はB-Boyでしたという入れ墨がたくさん入った男女が多い。日本人のブラックミュージックのリスナー層って見た目が非常にわかりやすい。


21:30ぎりぎりに会場に到着し焦ったが、まだ会場への客入れの途中。1stステージが長引いたのかな。22:00近くにステージがスタート。


メンバーはヴォーカル&ギターのRaphael、ギター、ベース、キーボード、ドラム、コーラス男女の7名のフルバンド編成。Blue Noteの客席に近く小さなステージでRaphaelのステージが見られるのはメチャクチャ贅沢である。
Blue Noteに来るといつも思うのだが、アーティストがステージに登場する際、客席の間の通路を通ってくるのだけど、この日もそうだったが会場が満員の場合、アーティストが本当に目の前を歩いてくる。

よく「手を伸ばせば触れられる距離」というけれどBluenoteの場合、手を伸ばすどころか、下手したら客が足を縮めないとアーティストがこけちゃうぐらいの近さ。


この日もたまたまバーラウンジ側に席があったため、僕の目の前をメンバーが何度も通る。その度にファンが握手やハイタッチをするのだけど、先導する店側のスタッフが1,2名いるぐらいで、アーティストに対してほとんど無防備。

もちろんファンサービスを兼ねているのだろうけれど、まあ日本だから為せることなんだろうな。店入口のセキュテリティチェックもなかったし。


ステージはTony! Toni! Tone!時代の曲も含めて、ほぼベストともいえる選曲構成。アンコールでJackson5の"I Want You Back"をやるなどサービス精神旺盛な素晴らしいパフォーマンスだった。


Blue Noteの小さな箱で見られるのも凄く贅沢で良いのだが、この人の実力を考えればもっと日本で評価されていいし、次の来日ではもっと大きなステージでやってほしいアーティストである。


参考: http://d.hatena.ne.jp/toshimichiganian/20090627/1246083561

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Raphael Saadiq
7/1 2ndstage setlist
1. Aquarius
2. Keep Marchin'
3. Love That Girl
4. 100 Yard Dash
5. Dance Tonight
6. LaLa
7. Be Here
8. Doin What I Can
9. Don't Mess With My Man
10. Tony's Medley(Lay Your Head on My Pillow - It Never Rains in Southern California - Anniversary - Ask of You - Just Me and You)
11. Let's Take a Walk
12. Sure Hope You Mean It
13. Staying in Love
(encore)
14. I Want You Back
15. Sky, Can You Feel Me
16. Big Easy
17. Let the Sunshine in
(2nd encore)
18. Get Involved
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