高校サッカー決勝 山梨学院大付属 vs 青森山田(国立) 

午前中に会議があり、昼ご飯を抜いて駆けつけるも、国立はメインスタンドの招待席を除けば、入りも入ったりの超満員。2階の最上段の手すりで観戦。


上から見ていて感心したのは、試合を通じて終始山梨学院の守備時のボールの寄せの速さと1対1の強さ。フィジカルや体幹が強いということもあるけど、それ以上に各選手のポジショニングやこぼれ球に対する対応のスピードが素晴らしい。
その高い守備意識をベースに技術を持った選手が一気にスピードに乗ってカウンターは絶品。

また、攻撃に掛ける人数を4名程度にして、仮に攻守が入れ替わっても守備のブロックは強固に保てる。

好き嫌いはあるかもしれないけれど、山梨学院は98年のフランスやそれこジダンがいた頃のユヴェントスみたいで好きだな。


青森山田は中盤の柴崎と椎名が試合を通じて後手を踏んだ。特に椎名が怪我をしていた分、柴崎には鬼神の動きを期待していただけにもうちょっと残念だった。中盤の底でピルロをするのではなくて、今日はジェラードになってほしかったんだけども。
来年、どのように変わるかな。