J1 第6節 川崎vs大宮 （等々力）

仕事の事情でハーフタイムに等々力に到着。
川崎にとって退屈な前半だったようで。

どうやら前半はVJが大宮の中盤に狙われていたらしいが、後半は運動量が落ちたのか、川崎が本来の中盤でのワイドな展開が出来るようになり、一方的なゲームになった。

前半を見ていないので言い切れないけれど、藤本主税がこの日はFW登録で1.5列目的なポジション。それまでの市川＆石原コンビの強烈なフォアチェックが今季の大宮の安定的な守備の第一歩となっていただけに、藤本がちょっと下がり目のポジションにいることで、川崎はだいぶビルドアップがしやすかった。

攻撃陣はだいぶ役割整理ができたようで、ケンゴもジュニもテセもだいぶスムーズに動けるようになった。ケンゴにとって右SBの森が運動量豊富に上下動を繰り返してくれるので、右サイドを森に任せて、自由に動けるようになったのが大きい。ジュニ、VJ(レナチーニョ）とポジションチェンジしながらボールが回せるようになり、ようやく見ていて安心できるサッカーになった。

レナチーニョは一度ベンチ外になって、そのまま腐ってしまうかと思ったが、本人の努力かチームの労力もあったのだろうけれど、チームのために戦える選手になった。前線で守備もするし、チームメイトを鼓舞をする。
以前はこのまま6月にレンタル満了で帰国かなと思っていたが、リーグとACLの連戦が続くこれからにとってレナチーニョは川崎の貴重なワンピースになる気がする。