Jリーグ第23節 川崎vs山形 (等々力) 2-0

前半から川崎のハーフコートゲーム。山形の最終ラインにロングボールを蹴りこみ、コンパクトな守備を仕掛けたい山形の陣形を引き伸ばしにかかる。スペースができた中盤では個人能力に優る川崎がはるかに上。中盤を制圧し、数多くの決定機を作った。

前半で2点差をつけたところで、勝負は決まり。
友人の山形サポ曰く、「今後のことを考えてこれ以上の失点を受けないようにした」山形と、「今後のことを考えてこれ以上安全運転に徹した」川崎。
だから、試合のテンポは上がるべくもない。

後半はだらだらとした試合となる。65分過ぎから試合の大勢を見切った観客が帰路に向かうも非難がなかったのは、今後続く厳しい連戦を考えると、今は内容ではなく結果が何よりも最優先であることをわかっているからだろう。


レナチーニョ、横山を温存し、今後のチームとなってほしい田坂、久木野、養父の実戦経験の場となった。しかも、楠神君の公式戦デビューまで見られて、完璧な形で勝ち点3を奪えたのだから言うことナシである。


しかも、バナナまでもらえたし。


でも、あのバナナのおかげで等々力のフードの売上は間違いなく影響があったと思う。サッカーファンは基本、金がないんだから。