高校サッカー準決勝 青森山田vs関西大学第一 (国立)

昨日は転職した会社の新年会があり暴飲。
起きたら正午で、国立に到着したのが第1試合の後半35分。
すでに山梨学院付属が2-0でリードしていた。


14:00に試合が終わり、第2試合の開始予定は14:20。
この20分の間に、第1試合を戦った両校のスタンドへの挨拶や敗れた矢板中央の3位表彰式があった。


だから、14:20になっても第1試合と第2試合の応援席の入れ替えができない。FIFAアンセムが鳴り、青森山田関大一が入場しても応援席はまだ2〜3割の入りだった。結局、応援席の入れ替えが終わったのは、前半10分過ぎ。
高校サッカーは国立でもう何回も開催している伝統ある大会なのに、非常に残念な運営だった。


関大一青森山田の2トップに対して、両ボランチマンマークが付き、3バックと連携を取りながら守備を構築する。青森山田はどのように攻略するかなと思ったが、2トップが大きく上下動することで、中盤にスペースを作り、そこを突いた。1点目は右サイドから切れ込み、ちょっと関大一にはかわいそうだったがバ背後からのタックルでPK。2点目はバイタルが大きく開いていたところを、椎名が関大一のGKが大きく前に出ているのを確認して、ループ気味にゴールを決めた。


青森山田には柴崎と椎名というゲームを作り決めることができる2名の中盤の選手がいるが、前半は前述の通り、青森山田の2トップの対応に人数を割いたため、中盤のケアが不十分だった。青森山田のように全体の攻撃能力が高いと、この守備隊形では90分抑えきることは難しい。青森山田の2-0で前半終了。


後半も終盤を迎え、これはもう決まったなと思い、次の予定もあるのでもう出ようと思い、絵画館前を歩いていたら、歓声が2度上がった。
急いで携帯を見ると、関大一が追いついた!


結果、PKで3-2で青森山田が勝ったそうである・・。
関大一の皆さん、本当に申し訳ない。


青森山田は前半途中と後半40分ぐらいから急に守備がバタバタしていた。全体的に攻撃的なチームではあるけど、試合を通じて4バックの両サイドは全く攻撃に絡まなかった。中盤がフレキシブルに動くので、逆にDFの硬直した感じに違和感があったのだが、もしかしたらDFに不安があるのかもしれない。