KAIKOO POP FESTIVAL'10 1日目

1日目に見たものを簡単に書きます。


会場に着いたのが、12時40分。リストバンドを受け取ったのが1時10分。息を切らして、曽我部恵一バンドへ。

曽我部恵一バンド

最後の"mellow mind"をかろうじて聞けた。

ハピネス!

ハピネス!

ソウル・フラワー・ユニオン

会場をブラブラして、ソウル・フラワー・ユニオン
日本が誇る大衆ミクスチャーバンドだ。

一気に押し寄せていくグルーヴ感がやっぱり凄い。踊る。

アクア・ヴィテ

アクア・ヴィテ

二階堂和美

ソウル・フラワー・ユニオンの疾風が終わり、会場を移って、二階堂和美へ。


ゆるい。

特に僕はさっきまでソウル・フラワー・ユニオンの激しい音にさらされていたので、佐々木のフォークばりに緩急の差が凄まじい。


でも、メロディはどこまでも伸びやかで、潮風に揺られながらいい具合だった。ところどころでシャンソンっぽい力強い魂が歌声に詰まっていて、そこが二階堂さんの歌の素晴らしさの一つだと思う。


ソロ

ソロ

MONO

二階堂和美のあと、海辺でゴロゴロしてご飯を食べたり、読書をしたりして、MONOを見る。


これで見るのは3度目になるが、パフォーマンスがいつも非常に高いレベルで安定している。高打率とでも言おうか。
相変わらずの爆音、相変わらずのMC一切なし。


(setlist)
Ashes In The Snow
The Kidpapper Bell
Pure As Snow
Halcyon
Everlasting Light


Holy Ground: NYC Live With the Wordless Music Orchestra/+DVD

Holy Ground: NYC Live With the Wordless Music Orchestra/+DVD

ケン・イシイ

超満員の仮設テントのステージでケン・イシイ。15年前、僕が16歳のとき、アニメーターの森本晃司とのタッグで"extra"のMVを完成させた。※下記動画参照
まだまだ認知度もなく、閉ざされた音楽領域であったテクノをユースカルチャーに繋いだのは、この人の貢献が大きい。


15年前と同じように、早く細かいリズムでケン・イシイは曲を繋いでいく。踊っている客層も年齢層が若干高めだった。皆で"extra"のあの頃を思い出すように踊った。


KI15 - The Best of Ken Ishii

KI15 - The Best of Ken Ishii

toe

また海辺でゴロゴロしたりして、屋外のステージでtoe。2年前のROVO野音以来。

この日最も集客したのがtoe。いろんな層に人気あるんだなと思った。中途半端な下ネタは相変わらず。


For Long Tomorrow

For Long Tomorrow

DJ BAKU

KAIKOOのキュレーターのDJ BAKU。1日目はDJ、2日目はバンドとして出演した。この日のDJは熱かった。ヒップホップ以外にも、ハウスやテクノ、ロックなどいろいろな音楽で観客を煽る。いい人だ。


BLACK RECORDER BOX compile & dj mixed DJ BAKU

BLACK RECORDER BOX compile & dj mixed DJ BAKU

石野卓球

1日目のトリは卓球。ケン・イシイが足し算で音の紡いでいく人ならば、卓球は引き算の人。そこからさらに掛けたり割ったり変化しながら、音を繋いでくる。でもちょっと数年前と比べて、迷っている感じがしたかな。
正直、僕には語れるほどのDJテクニックや知識がないので、凄く感覚的な表現なんだけど、あんまり調子が良くない気がした。


WIRE 09 COMPILATION

WIRE 09 COMPILATION


これで1日目終了。全体的に水準の高いステージが多かったけれど、ベストはソウル・フラワー・ユニオンかな。