J1第7節 浦和vs川崎 （埼玉）
レナチーニョのPKが決まっていれば、とか、レフェリングについてあれこれ言うこともできるけど、完敗である。
前半の2失点で思いを強くしたのだけど、やはり稲本と谷口の組み合わせで中盤センターの守備を任せるのは難しいのではなかろうか。
共にアンカーは本職ではなく、しかも背後に控える川崎の最終ラインは今季は、はっきり言って劣化もあるのだろうがこれまで不安定な出来である。
今日の浦和のように攻撃の圧力を強めて来た場合、川崎のラインの裏、さらにバイタルエリアへ簡単に侵入されるシーンが目立つ。
稲本も谷口もフィジカルの強さを活かしてボール奪取は出来るが、中盤のフィルターとして相手の攻撃をディレイさせたり、組織的な守備陣形の構築を主導するなどのいわゆるアンカータイプではない。
昨季からアンカーとして横山が花を咲かせつつあるのだから、今後は横山を軸に谷口もしくは稲本という形でボランチを選択したほうがいいと思うのだけれど。
MOM:田中 達也
