J1第23節 湘南vs川崎 (平塚)

前節横浜FMに惨敗した川崎にとっては、自信を取り戻した試合に。
なんか視近感があるなと思ったが、昨季のプレミアのチェルシーvsウィガンのような一方的な試合だった。

割とピッチに近い座席から試合を見ていたこともあって、普段見慣れているはずの川崎の選手なのに、こんなに上手いのかと感心してしまった。宏樹が至近距離からライナー性のボールを難なくトラップしたり、稲本が簡単に配球しているようでボールを受ける前後に身体の角度を微調整していたり、細かくフェイクを入れていたりと、草フットボーラーとしてもなるほど。。と思わせるいい教材だった。

湘南はここから山形、FC東京、大宮と落とせない試合が続く。今日の負けを引きずらずに残留争いとの直接対決に全て集中するしかない。シーズン途中で加入したヴァウドとエメルソンはチームの中ではやはり能力は図抜けている。チームへのフィット度はまだ低いが、90分の試合展開の中で如何に彼らのポテンシャルを出させるような起用をしていくか。反町さんの腕の見せ所は今シーズンまだまだある。