Jurassic 5@Yokohama Bay Hall
- アーティスト: Jurassic 5
- 出版社/メーカー: Interscope Records
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: CD
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ミシガン州で一番大きな街はデトロイト。もうほとんど廃墟と化しているが、全米の自動車産業の集積地であり、もう一つ有名なのがエミネムに代表される不良ラッパーのメッカであることだ。
ミシガンの僕の周りでは、黒人はおろかほとんどの白人までもが普通にヒップホップを聞いていた。ロックやダンスミュージックも聴いたりするが、ミシガンでは音楽といえばまずはヒップホップなのである。ここらへんは、White StripesのJack Whiteのインタビューとかでもよく出てくるくだりだ。
アメリカに渡る前まで僕はヒップホップなんてほとんど聞いていなかった。それこそBeastie BoysとかDe La Soulとかロック雑誌に出てくる奴らぐらいを聞く程度だった。
しかし、3年半もそんな環境で暮らしているとさすがに僕のヒップホップ耳も自然に肥えてくる。つうか、アメリカのカラッとした空気感、でも閉塞的な経済状態においてヒップホップのある意味煽動的なビートはズバッと心と腰に来るのだ。なんとなーくだが、Jay-ZやSnoopDoggのかっこよさがわかってきたのだ。
でも、いわゆるギャングスタ的なヒップホップやDisったり、Beefしまくりの野蛮なやつは僕には受けつけなかった。それでもKanye WestやRoots今日行ったJurassic 5などのやや中級家庭以上向けのヒップホップは結構聞いたものだ。
会場の横浜ベイホールは、中華街の隣のブロックのかなり古めかしいダンスホールだ。天井には古いミラーボールと壊れかけたシャンデリア。ZeppやAX,BLITZのような近代設備型のライブハウスとは真逆だが、なんといってもオーディエンスとのやりとりが肝であるヒップホップのライブではベイホールのようなシンプルなステージがいいんじゃないかと思う。
というか、なんでこんな長い文章を書いているかというと、今日のライブは最高だったのだ。それこそデトロイトやシカゴでヒップホップのライブなんてそれなりに見てきたけれど、今日のようなロケーション、観客のテンションそしてパフォーマンスのすべてが揃ったライブはアメリカでも滅多に見られない。
どうやら今日はJurassic 5のワールドツアーの最終日で、どうもCut Chemistの離脱に端を発して解散の危機らしいのだけれど、今日のようなパフォーマンスや素晴らしいファンにまだまだ囲まれているわけだから、もう一度思いとどめてほしい。そしてまた日本に来てほしい。
僕は昔、アメリカのミシガン州に3年半住んでいた。
ミシガン州で一番大きな街はデトロイト。もうほとんど廃墟と化しているが、全米の自動車産業の集積地であり、もう一つ有名なのがエミネムに代表される不良ラッパーのメッカであることだ。
ミシガンの僕の周りでは、黒人はおろかほとんどの白人までもが普通にヒップホップを聞いていた。ロックやダンスミュージックも聴いたりするが、ミシガンでは音楽といえばまずはヒップホップなのである。ここらへんは、White StripesのJack Whiteのインタビューとかでもよく出てくるくだりだ。
アメリカに渡る前まで僕はヒップホップなんてほとんど聞いていなかった。それこそBeastie BoysとかDe La Soulとかロック雑誌に出てくる奴らぐらいを聞く程度だった。
しかし、3年半もそんな環境で暮らしているとさすがに僕のヒップホップ耳も自然に肥えてくる。つうか、アメリカのカラッとした空気感、でも閉塞的な経済状態においてヒップホップのある意味煽動的なビートはズバッと心と腰に来るのだ。なんとなーくだが、Jay-ZやSnoopDoggのかっこよさがわかってきたのだ。
でも、いわゆるギャングスタ的なヒップホップやDisったり、Beefしまくりの野蛮なやつは僕には受けつけなかった。それでもKanye WestやRoots今日行ったJurassic 5などのやや中級家庭以上向けのヒップホップは結構聞いたものだ。
会場の横浜ベイホールは、中華街の隣のブロックのかなり古めかしいダンスホールだ。天井には古いミラーボールと壊れかけたシャンデリア。ZeppやAX,BLITZのような近代設備型のライブハウスとは真逆だが、なんといってもオーディエンスとのやりとりが肝であるヒップホップのライブではベイホールのようなシンプルなステージがいいんじゃないかと思う。
というか、なんでこんな長い文章を書いているかというと、今日のライブは最高だったのだ。それこそデトロイトやシカゴでヒップホップのライブなんてそれなりに見てきたけれど、今日のようなロケーション、観客のテンションそしてパフォーマンスのすべてが揃ったライブはアメリカでも滅多に見られない。
どうやら今日はJurassic 5のワールドツアーの最終日で、どうもCut Chemistの離脱に端を発して解散の危機らしいのだけれど、今日のようなパフォーマンスや素晴らしいファンにまだまだ囲まれているわけだから、もう一度思いとどめてほしい。そしてまた日本に来てほしい。