ACL 第2節 川崎vs北京国安 (等々力)

等々力は試合を通して終始、雪が降っていました。滑るというより、ぬかるんだピッチコンディション。
この状況を割り切って、シンプルにやるべきプレーとやらないプレーのタスクを徹した北京国安が1‐3で川崎に快勝。川崎は2連敗となり、早くもグループリーグ敗退の可能性が強くなってきました。


選手のクオリティやチームの総合力では川崎も北京国安もあまり変わらなかったでしょう。しかし上にも書きましたが、このピッチ状況を考えたときに、北京国安の選手の方がより何をすべきかを理解していたのだと思います。

川崎はいつものようにワイドに繋ぐサッカーをしようとしていました。ボールポゼッションでは圧倒的で、ほぼ北京陣内でプレーを展開していましたが、ゴール前に選手を固めて守る北京に対して、これまで通りグラウンドのパスで回して崩そうとすると、どうしても細かい部分でミスが起きる。
このようなピッチでは、それに対応したゲームプランニングというのが必要だったように思いますが、スタンドから見ていると、プレーや選手交代などのベンチからの指示でも、あまり特別に対応した変更箇所を感じずに残念でした。


ACLは残り4試合。1位の目はほぼ無くなってきましたが、残る4試合をせめて3勝1分けでいかないと2位も厳しいでしょう。
もう1試合も負けられません。